
以前、こんな記事を書きました。
今この記事を読んでいるあなたは、きっと現在やっているアルバイトに何かしら不満を持っていることでしょう。
不満がない方はそもそも「バイト 辞めたい」で検索かけないし、頭にそんなことが浮かぶことすらないです。
そういう人たちは「最近、バイトマジやばくてさ」と言いつつもその目は光を失っていないし、どこか誇らしげな顔つきをしていることもあります。びっくりしますね。
今回はそんなバイトに不満がない勢の方ではなく、不満を持ち死んだ魚のような目で辞めたい辞めたいと言っている方に向けての記事です。
飲食店バイトを半年で辞めたときのことを思い出しながら書いてみました。
生活に支障が出ているか
アルバイトのせいで、学業や私生活がおろそかになっていたりしませんか?
特に、大学生や高校生などは成績が下がっていませんか?
もし、アルバイトのせいで単位が取れなかったり、課題に取り組む時間がなかったりしたら問題です。
また学業だけでなく、ストレスのあまりに好きなことができない状態も危険です。
まずは、自分の中で優先順位をつけてみるといいと思います。
学業、趣味、アルバイトなどなど、自分の生活で重要であるものに順位をつけていきます。
よほどのバイト大好きマンでない限り、アルバイトよりも優先順位の高いものが出てくると思います。
それは、アルバイトがあっても十分にできていますか?
社員さんに相談してシフトを減らしてもらえるのなら、まずは相談してみましょう。
相談できなかったり、相談しても取り合ってもらえなかった場合にはアルバイトを辞めることを考えてもいいと思います。
お金を稼げること以外にメリットがあるか
あなたが今しているアルバイトは、お金を稼げること以外にメリットはありますか?
やりがいがある、職場の居心地がよい、尊敬できる人がいるなど何でもいいです。お金以外にいいと思えるところは思いつきますか?
メリットが多かったり、少なくても重要性が高かったりする場合は、今のアルバイトを続けていくこともできると思います。
一方、メリットが一切ないのにアルバイトを続けることは苦痛を伴います。その苦痛はときに、人から考える力を奪っていきます。
苦痛しかないアルバイトに雁字搦めにされて学生生活が台無しになるのは、とても悲しいことです。
ここで、朗報を1つ。なんと、ありがたいことにお金は他のアルバイトでも稼ぐことができます。
お金を稼げるというメリットは、今のアルバイトにしかないものではありません。
たしかに、時給が減ったり新しい環境に慣れるのに苦労したりするかもしれません。
でも、メリットが他にないのにあなたが今のアルバイトに固執する必要はないのです。
アルバイトでないときもストレスを感じるか
アルバイトがない日まで、アルバイトのことを考えてストレスを感じていませんか?
アルバイトのことを考えるだけで何も手につかなくなったり、連絡が来ただけで緊張したりしていないでしょうか。
それってかなりつらいし、やばい状況だと思います。
せっかくのオフの日まで、アルバイトに支配されるなんて言語道断です。もはやオフとは呼べません。それ、もうオンですよ。
ちなみに私が飲食店バイトをしていたときは、シフトの前日から頭が真っ白になったり、バイト先からLINEが来るだけで冷や汗をかいていました。
そんなのみんな同じだとか言う人もいますが、私はアルバイトを変えてからは一切そんなことはありません。
なので、アルバイトがないときまでストレスを感じている方は環境を変えたほうがいいかもしれません。
アルバイト先で大事にしてもらえているか
大事には言い過ぎかもしれませんが、アルバイト先でちゃんと人として接してもらえていますか?
あいさつや業務連絡を無視されたり、人格を否定するようなことを言われてはいませんか?
もしこのような状況に直面している場合は、アルバイトを変えることを考えてみてください。
あなたがされていることは、モラル・ハラスメントやパワー・ハラスメントの一種です。
世の中にはあなたを大事にしてくれる人や職場がほかにあるはずです。
人を変えるよりは、自分のいる環境を変えるほうが簡単です。
たとえ辞めたとしても0にはならない
よく「ここで辞めたらどこに行ってもダメ」みたいなことを耳にしますが、私はそんなことはないと思っています。
私の場合ですが、客足が途切れず人手も足りない飲食店での経験は今やっているアルバイトに十分活かされているし、あの頃よりも色々なことができるようになったと思っています。
私の大学の友人の中にも何人かは1年も経たずにアルバイトを変えた子がいますが、その子達も今は前よりもうまくやれているようです。
辞めたとしても、接客スキルなど身についたことが完全に0になるわけではありません。どこかで身についたことが自分を助けてくれます。
なので、今やっているアルバイトがつらいなら辞めることを前向きに捉えてみてもいいんじゃないかなと思います。