心理学部卒業生が教える! 心理学部のよかったところ・大変だったところ

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心理学部に通って早4年、入学した当初はわからないことだらけでしたが、心理学に大分毒されたなと感じる今日この頃です。

4年間本当にあっという間でした。

そこで、今回の記事では心理学部に通った人にしかわからない楽しいところと大変なところについて書いていきたいと思います。

心理学部に興味のある人や他学部の事情を知りたい人に読んでいただければ嬉しいです。

※注※あくまでも一個人の体験に基づいたものです。ご了承ください。

大学の建物





よかったところ

まず始めに、よかったところから紹介します!



役立つ知識・面白い知識が身につく

心理学の知識は普段の生活の中で役に立ちます。

人に関する知識がほとんどなので、授業を聞いているだけでも「あー、これそういうことだったのか」ってなることが多く、面白かったです。

他にもストレス対処の知識もついたので、入学前よりは嫌なことも上手く受け流せるようになったように思います。



人の話を聞くコツがわかった

私は心理学部の中でも臨床心理学を専攻していたので、カウンセリングの実習もやりました。

カウンセリングでの人の話の聞き方は、普段の会話とは全然違うので最初はちんぷんかんぷんでしたが、人の話を聞くコツが学べたのは大きいと思います。



大変だったところ

楽しかった4年間ですが、とても楽だったとは言い切れません。

ここからは、大変だったところについて紹介します。



数字がつきまとうところ

心理学部は文系に分類されますが、実験や調査のデータを統計処理するため、数字から離れられません。

高校までの勉強で理系科目に苦しんできた人(私含め)にとっては、絶望の事実です。

統計処理自体はソフトを使うため、手順と結果の読み取り方さえわかれば理系科目が苦手でも充分なんとかなります

理系科目が苦手でパソコンも苦手な人は苦労する可能性があるので注意です。



実習が多かったところ

他の大学のカリキュラムは一切知りませんが、私の通っていた大学は1年生の後期~3年生の後期の間は必ず実習が1、2つありました。

実習は座学より講義時間が長く課題も頻繁に出る上に、単位が座学よりも少なかったんです。

実習自体は心理検査や実験を実際にやったりしてとても楽しかったのですが、検査や実験からのレポート課題の繰り返しが地味にきつかったのを覚えています。



研究対象が人であるところ

心理学はよほど特殊な分野でない限り、研究対象は人でした。

そのため、調査や実験を行うときには協力してくれる人(以下、参加者と表記)を募集します。

あらかじめ教授にお願いをして講義時間内に調査を行うときは、割とデータが集めやすいのですが、実験室に来てもらう調査や実験は参加者集めに苦労することがあります。

空き時間を頂戴しての実験なので、予定があったり面倒くさかったりと様々な理由があってしかたのないことではあるんですけれども……。

それでも調査する側の人間としては、人が集まらないと話にならないので焦ります。

他にも、いくらたくさんデータをとっても、質問紙(いわゆるアンケート)に記入漏れがあって除外しなければいけないデータも出てきてしまうことも多々あります。

私たち人だからね! しょうがないよね!!



大変だけど、面白い!

以上、私が考える心理学部のよかったところ・大変だったところでした。

ほんの少し理系っぽかったり、課題が多かったりして大変なところもありましたが、楽しいし、生涯にわたって役立つ知識やスキルが学べる学部だと思います。

もし、あなたがこれから大学で心理学を学ぶのであれば、大変なこともあるけれど楽しく乗り切ってほしいと思います。

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